Underber_Yuba

16番(HOゲージ)の加工や制作について、備忘録代わりに綴っていきます

KATOのEF65-1000 後期型(1-306)から1124号機を制作する(1)

さて、1131号機のお次はこちらです。

みんな大好きトワイライトエクスプレスカラーのEF65を作ります。種車はもちろんKATOのEF65-1000(後期型)です。

EF65-1124 下地塗装

EF65-1124 下地塗装

真冬のIPAに漬け込むこと2週間以上、ボディの劣化が心配されましたが、無事に脱色できましたので、サクッとパーティングラインを処理して下地塗装。

クリアテールは1131号機で、WAVEのパーツで表現できることが分かりましたが、帯の塗装のことも考えて、ボナのクリアテールパーツを使うことにしましたので、穴をあけてあります(別々に塗装して、帯を巻いた後に接着する作戦)。

台車の一体車輪化

台車の一体車輪化

車輪も1131号機と同じく、ドーナツ状のプラ板を貼り付けて一体車輪化を図ります。

EF65-1124 上回り系塗装
EF65-1124 下回り系塗装
EF65-1124 塗装準備

毎度のことですが、ギアボックス以外足回り含めてほぼすべて塗装しなおしです。なお、台車枠は洗浄してからの塗装です。

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KATOのEF65-1000 後期型(1-306)から1124号機を制作する(2) - Underber_Yuba

KATOのEF65-1000 後期型(1-306)から1131号機を整備する(4) 補

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KATOのEF65-1000 後期型(1-306)から1131号機を整備する(3) 完成 - Underber_Yuba

 

先日落成したEF65-1131ですが、屋根の絶縁塗装の塗りわけの位置が間違っていたので修正しました。

EF65-1131 塗りなおし

EF65-1131 塗りなおし

もちろんもう少しちゃんとマスキングはしていますが、スプレーほどしっかり覆わなくても飛び散らないのがブラシのいいところですね。

で、先日の記事ではねずみ色1号で塗った、と書きましたが、実は違っていて、Mr.13のニュートラルグレーでした。(↑の写真、微妙に色が違うのが分かりますか?)

EF65-1131 塗りなおし完了

EF65-1131 塗りなおし完了

というわけでやり直しのやり直しです。うーん、ちょっと広すぎたか。

ドンピシャの塗りわけ位置がわかる資料がないのですが、いろいろな写真を見比べると、1131号機はギリギリの位置っぽい?ので、もう少し狭めるかもしれません。

 以上、塗りなおしの巻でした。

KATOの北斗星のスシ24-505をスシ24-508にする

KATOの北斗星再生産でAssyパーツも再生産されたので、組み合わせてスシ24-508を作りました。

スシ24-508加工後

スシ24-508加工後

スシ24-508は比較的種車の面影が残っている車両なので、足りない表現をそれらしく再現することにしました。

まず、KATOの製品状態では調理室窓が1枚埋められているので開口しました。また、事業用扉右下のルーバーが撤去されているので、工房ひろのカニ38用ルーバーを少し削って貼りました(本当はそこまで出っ張っていませんが、穴をあけてきれいにはめ込む技術なぞないので妥協)。

反対側はほとんど無加工ですが、1か所、車体中央の冷水器用のルーバーを、KS MODELの雪切室カバーを半分に切ったものを貼り付けてそれっぽく表現しました。

なお、塗装に当たっては車体の塗装は落とさず、帯だけを紙やすりで除去し、グレーの下地→塗装しました。

クーラーは14系のAssyを、ベンチレータは付属のものをねずみ色1号で塗装しました。

スシ24-508 通路側

スシ24-508 調理室側

スシ24-508 側面

アルコン帯はもちろん塗装でなんてやってられないので、くろま屋インレタです。エンブレム・車番もくろま屋インレタです。

室内灯はテープLEDですが、食堂側が明るすぎてテーブルランプが全然光っているように見えないのと、かなり貼る位置を中心からずらしたにもかかわらず、通路側に全然光が回っていないので、やり直すかもしれません。

スシ24-508 食堂

スシ24-508 食堂

食堂自体は、イス、床、カーテンをGM29京急バーミリオンで、カーテンの間にある壁の部分は、Mr.43 ウッドブラウンをそれぞれ吹いています。

また、イスの背ズリ等の部分は金のラピーテープをはってそれっぽく表現しました。

なお、テーブルライトは形状が違いますが、うまくいく気がしないので製品そのままとしました。

スシ24-505と508

スシ24-505と508

車体の青は、GM 青20号にMr.colorのクリアブルーを混ぜましたが、KATOやTOMIXはもっと明るいので、キャラクターブルーなんかを混ぜてもよかったかもしれません。

まぁ、実車も色なんて車両によってまちまちだったようですし、これはこれで・・・。

 なお、調理室窓は同じくKATOの24系25形、オシ24から拝借しました。

 

 

あっ、ドアレールに銀を入れるの忘れてる・・・。

KATOのEF65-1118(1-307)を整備する(1)

KATOのEF65-1118(1-307)を整備します。

EF65-1118 加工前

EF65-1118 加工前

模型屋さんのデッドストック品を購入しました。説明書を見ると、まだ1-308と1-313が載っていないので、そこそこ前の製品でしょうか。ただ、ランボードはちゃんと抜けていますし、車輪も黒染めなのでベースとしては十分です(LEDも電球色でした)。

 

EF65-1118 分解

EF65-1118 分解

と、いうことで早速分解しました。
今回予定しているメニューは、いつも通り手すりの真鍮線化と屋根吊りフック、それからボナのパーツが手に入ったのでクーラーを搭載します。

車軸発電機類は、どうしようか悩んでいます。ボナのパーツはリアルでいいんですが、さすがにちょっと高いのよねぇ・・・。プラ棒と真鍮線でそれらしく表現するか・・・

 

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KATOのEF65-1000 後期型(1-306)から1131号機を整備する(3) 完成

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KATOのEF65-1000(後期型)から、1131号機の整備をしました。

EF65-1131

EF65-1131

クリームの調色の具合がうまくいかず、心が折れかけて時間がかかりましたが、なんとか無事に完成しました。

ヒサシは青くしていますが(どうせ塗りわけはうまくいかないので、下側も青)、製品のままの塗りわけだと車体のクリーム色が少しヒサシの上にはみ出てしまうので、青でレタッチしています。 

 

さて、みんな大嫌いな正面窓のメッキパーツですが、0.6mmか0.7mmのドリルで少し広げてから取り付けると割と簡単に取り付けられます。緩い場合はゴム系で。

ワイパーは、付属品はイケていないのでFUJI MODELのワイパーセットを使用しました。

 

EF65-1131

EF65-1131

スポットクーラーはかなり適当に作りましたが、結構雰囲気出てるような気がしています。

助士側の排気口はプラ板で自作しましたが、貨物機なども作る方はパンケーキコンテナのクーラーダクトセットを購入してもいいかもしれません。

 

EF65-1131

EF65-1131

パンタ下のグレーは今回はねずみ色1号Mr.13 ニュートラルグレー(3/15訂正)にしましたが、もう少し濃いグレーでもよかったかもしれません(Mr.13 ニュートラルグレーガイアのニュートラルグレーIVとか)

それにしても、実車の床下グレー機は正直あまり好みではなかったのですが、模型映えして結構いいですね。ロクロクも作ってしまうかも。。。

 

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EF65-1131 足回り

EF65-1131 足回り

KATOのEF65-1000(後期型)から最近のEF65-1131っぽい車両を整備しています。

一体圧延車輪パーツ

一体圧延車輪パーツ

前回の記事でさらっと登場した足回りですが、後期型の車輪も一体圧延車輪ではなくボックス輪心車輪が装着されています(レインボーと貨物更新機は一体車輪のようです)。黒ならまぁそのままでもわからないと思いますが、グレーだと目立つ可能性があるので対策を考えないといけません(もちろんAssyなんか手に入らないし)。

穴をパテで埋めて軽く成型するやり方が多いようですが、私の技術では思ったほどきれいにできなかったため、いろいろと考えた末、「一体圧延車輪パーツ」を作って貼り付けることにしました。

タミヤのt=0.2プラバンを12mmのポンチで打ち抜き、中心に5mmの穴をあけてドーナツ状のパーツを12枚作ります。貼り付けは瞬着を使用しました。吊り上げ用のフック穴は確か0.5mmで開けましたが、もう少し大きくてもいいかもしれません。

 

車輪塗装

車輪塗装

車輪の塗装は、踏面に2mmのマスキングテープを巻き、軸受け部分にはマスキングゾル改を塗っています。マステは以前は2mm幅に切っていましたが、面倒になったので最近はaizu製を使っています。

EF65-1131 スポットクーラー

EF65-1131 スポットクーラー

運転台にはスポットクーラーっぽいものを作って置くことにしました。助士側の座席をカットし、そこにプラ板から作ったスポットクーラーを貼り付けます。雰囲気重視で5mm x 5mm x 7mmの大きさにしましたが、(実車に搭載されていると思われる)スイデンのHPで寸法を確認してみると、だいたい同じ大きさでした。

吹き出し口の蛇腹はWAVEのスプリング(2mm)を使用しました。曲げRがきつくて隙間が空いていますが、まぁ、気にしないことにします。

 

筐体はマッハのミッチャクプライマーを吹いてからクリーム10号を吹き付け、オレンジは毎度の朱色5号です(どちらも在庫から適当にそれっぽい色をチョイス)。朱色は手塗りしました。本体の吸気口は表現していませんが、気になったらPCで適当にシールを作って貼ることにします(たぶんやらない)。

 

乾燥したら、いよいよ組み上げて完成です。

 

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KATOのEF65-1000 後期型(1-306)から1131号機を整備する(3) 完成 - Underber_Yuba

KATOのEF65-1000 後期型(1-306)から1131号機を整備する(1)

KATOのEF65-1000(後期型)から、2020年2月の検査出場後の、下関のEF65-1131っぽい仕様に仕上げます。

EF65-1131 組み立て前

EF65-1131 組み立て前

あらかた作業は終わってしまっていますが、まだの部分もありますのでEF81-113よりは少し詳しめに記事が書けると思います。

 ◆仕様イメージ

  • 床下グレー
  • ヒサシ青
  • 貫通扉塗り分け省略
  • クリアテールライト
  • スポットクーラー設置後 

EF65-1131 クリアテールまわり

クリアテールまわり

◆加工メニュー

  • 手すり類は真鍮線(φ0.4mm)に置き換え。ただし解放てこは除く
  • 屋根吊りフックはモールドのまま
  • スポットクーラーならびに排気口を再現
  • カプラーはIMON203に交換のうえ塗装
  • JRマーク貼り付け

◆塗装メニュー

  • 台車枠、スカート、パンタグラフ、避雷器はMr306 グレーFS36270
  • 排障器、ホース類はMr92 セミグロスブラック
  • パンタ下はガイアノーツのねずみ色1号
  • 碍子類はMr GX1クールホワイト
  • アンテナ基台はガイア1012 赤サビ
  • ヒサシ、手すりはガイアの青20号+多分黒の調色
  • スポットクーラー排気口、誘導員手すりはガイアのクリーム2号+色ノ素(Y)+白
  • Hゴムはマジックで黒に

いずれも各パーツの下地にはマッハのミッチャクプライマーを吹いています(台車枠のみ洗浄も)。また、手すり等取り付け後、Mr GX100クリアーを吹いています。シンガーフィニッシュはすごいと思いますが、ピカピカが好きなのと、技術も勇気もありません・・・。

EF65-1131 屋根まわり

EF65-1131 屋根まわり

排気口は0.3mmのプラバンから自作し、当該部分のガラスパーツを削った上から貼り付けることで実車の「引っ込んでフタがされている感」を出しています。

母線類や信号炎管、汽笛は筆塗りで塗り分けています。

余談ですが、ガイアの赤サビカラーを今回初めて使ったんですが、すごいですねぇ。普通に吹いただけでザラッザラの仕上がり。リアル。

避雷器は製品のままですが、LA17のAssyが出たときに取り替えます。

 

塗装は、実車は彩度がもう少し高いようですが、塗るのは面倒なので製品のままです。(なので表記類もSwじゃなくSのまま)

ナンバーはくろま屋のメタルインレタを貼り付けました。製造銘版は製品オリジナルです。

クリアテール化

クリアテール化

クリアテールですが、はじめはボナのPH-144を使おうと思ったのですが、入手難だったので、製品のテールライトレンズの先端を少しカットし、端面を銀色に塗装してWAVEのHアイズ3ミニに入っている1.5mmのパーツを貼り付けています。ですので、私はやるつもりはありませんが、光らせればちゃんと赤く光ります。

 

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